「さがみはらSDGsアワード2023」 受賞団体が決定しました!

「さがみはらSDGsアワード2023」 受賞団体が決定しました!

相模原市内での企業・団体によるSDGs関連の優れた取組を表彰する「さがみはらSDGsアワード2023」の受賞団体が決定したよ!

今年度は過去最高となる32団体からの応募がありました!

※昨年度の結果はこちらをご覧ください。

今年の受賞者は次のとおりです!

受賞団体

  • 相模原市長賞 
    ㈱さがみこファーム
    【ソーラーシェアリング型ブルーベリー体験農園による地域創生の取り組み】
  • 優秀賞
    一社) さがみ湖森・モノづくり研究所 
    【木を使うこと、森を守ること】
  • 協働賞
    橋本商店街協同組合 
    【地域で育てる繋がりと安心して暮らせる街の創造】
  • 審査委員特別賞
    橋本小学校 
    【橋本るんるんるん大作戦〜HEROのかけらを回収して、再製品化プロジェクト〜】
    HIYAKUKICHI
    【学生の飛躍×地域の交流拠点 HIYAKUKICHI by Saltista 橋本 FC】

受賞団体はどうやって決めたのでしょうか?

受賞者決定までの経緯は次のとおりだよ!

受賞者決定の経過

  • 募集期間
    令和5年6月15日(木)~9月8日(金)
  • 応募者数
    32団体
  • 一次審査
    実行委員会事務局による審査(11団体が通過)
  • 最終審査
    審査委員会※による審査(10/2開催)
  • 受賞団体
    5団体

※審査委員

  • 大谷 聡穂 氏
    さがみはら市民活動サポートセンター  センター長
  • 川久保 俊 氏
    法政大学デザイン工学部建築学科 教授
  • 川廷 昌弘 氏
    相模原市SDGs推進アドバイザー 他
  • 髙橋 巧一 氏
    株式会社日本フードエコロジーセンター代表取締役
  • 山岸 絵美理 氏
    大月短期大学 経済科 准教授

それでは各団体の取組を紹介していくよ!

相模原市長賞:『株式会社 さがみこファーム』

取り組み概要
耕作放棄地を開拓し、本市初となるソーラーシェアリングによる会員制ブルーベリー体験農園「さがみこベリーガーデン」をオープン。エネルギーと農業に観光や教育を掛け合わせ、農地に様々な人を呼び込み、地域活性化並びに地域課題解決に寄与する取り組みを実施。

ポイント

  • 地域の自治会と災害時の電気の無償供給に関する協定を締結、地域防災に寄与。
  • 農地を年々拡大し、現在は1.4haの耕作放棄地が管理された農地に再生。 
  • 2023年から地域の女性たちに呼びかけて収穫・選別・出荷するチーム(8名)を組織化し、地域雇用を促進
  • 農福連携の取組として、就労B型事業所へ農園の掃除や加工品の製造などを委託。
  • 地域の小中学校の体験学習の受入れを実施

審査委員長コメント

  • 食とエネルギーを同時に生み出すソーラーシェアリングという手法で、耕作放棄地の再生やエネルギー自給率の向上につなげているとともに、地域との災害協定の締結、地域における雇用の創出、農福連携、職場体験の受入れなど、農業、エネルギーに加え、防災、雇用、福祉、教育など幅広い分野における取組は特筆すべきところがあります。今後、ビジネスとしてしっかりと軌道に乗せることで、更なる事業の発展を期待します。

優秀賞:『一般社団法人 さがみ湖 森・モノづくり研究所』

取り組み概要
 水源地の環境保全や、子ども達へ間伐や木材の地産地消の重要性を伝えることを目的に、小学校の机の天板を津久井産材の無垢材に交換する事業を展開するとともに、天板制作時に出た端材での小物制作、津久井産材を使った空間の木質化にも取り組んでいる。

ポイント

  • これまで44校、約5,500枚の市内小学校の学習机天板の無垢板材への交換を実施。
  • 単に交換のみを行うのではなく、森の持つ効用や水資源、生物多様性、地球温暖化などについても児童にわかりやすく学ぶ環境学習を展開
  • 様々なイベントでワークショップを行うなど、津久井産材のPRとSDGsの理念の浸透に積極的に取り組んでいる。 

審査委員長コメント

  • 水源地である相模原市の森林の課題をしっかりと捉え、間伐材の有効活用と子どもたちへの環境学習に資する「森の机事業」を長きに渡り継続していることは、大きな評価に値します。現在取組みを進めている家具・オフィス什器等の制作や空間の木質化を発展させることで、間伐材の消費拡大とさがみはら津久井産材のブランディングにつなげていただくことを期待します。

協働賞:『橋本商店街協同組合』

取り組み概要
 「社会的弱者にやさしい街」を目指し、引きこもり経験のある若者や、対人コミュニケーションに課題のある若者を支援する「さがみはら若者サポートステーション」と連携し、商店街で職業トレーニングを行うとともに、視覚障害者向けの音声アプリ実証実験への協力や障害者アートの普及などにも取り組んでいる。

 ポイント

  • 職トレ修了者約30名のうち6名が会員店舗に就職し、人手不足の解決の一助となるとともに、地域のイベントを積極的に手伝うなど、地域の力となっている。
  • 各店舗の就業対象者が拡大するとともに、視覚障害者や地域作業所との連携が生まれたことによって、新規顧客獲得にも繋がった。 

審査委員長コメント

  • 商店街という地域の共同体が、「社会的弱者にやさしい街」の実現を掲げ、商店街内における連携のみならず、企業や団体とも連携し、「職業トレーニング」を始めてとして様々な取組を進めていることは、協働賞に相応しいものと考えます。これまでの取組みの継続に加え、「誰一人取り残さない」社会の実現に向けた新たな展開を期待します。

審査委員特別賞:『橋本小学校』

取り組み概要
 カードゲームで循環型社会の重要性を学ぶとともに、地域企業・大手メーカーからリサイクルの仕組等を学び、家庭から出るプラごみを「HEROのかけら」と称し全校で回収、地域企業等の協力でペレット化し、再商品化するプロジェクトを進めている。

ポイント

  • 「SDGsの街HASHIMOTO」という自覚を児童一人ひとりが もてるように、 循環型社会の実践を通じた教育を展開し、持続可能な社会の担い手を育成している。  
  • 家庭や地域企業等を巻き込んだ取り組みとなっている。   

審査委員長コメント

  • 分別したプラスチックゴミの行き先を見える化する取組は大いに意義のあることであり、児童のみならず家庭をも巻き込んだ取組となった点も含めて高く評価します。児童の頑張りはもとより、先生や地域事業者の尽力にも敬意を表します。この取組を効果的にPRすることにより、地域や社会の変革につなげることを期待します。

審査委員特別賞:『HIYAKUKICHI』

取り組み概要
地域の空き家を学生の手でリノベーションし、大学生が小学生に宿題を教える「宿題塾」を開催する他、地域住民等が企画する教室やワークショップの「レンタルスペース」として活用されている。

ポイント

  • リノベーションには、建築学生が設計図を描き、会計学を専攻する学生が経費などの計算を行うなど、学んだことをアウトプットする場所として多くの学生が参画した。  
  • 工務店や塗装店などから廃棄予定の資材を譲り受けることで、予算の削減と環境への配慮を行い、不足した資金はクラウドファンディングで調達した。
  • 大学生と地域がつながるきっかけとなったことに加え、大学生の地域への愛着の醸成につながった。

審査委員長コメント

  • 大学生が、課題となっている「空き家問題」の解決に向けて、資金調達、地域との連携を経て、自らの手でのリノベーションし、地域における有効活用にまでつなげた行動力を高く評価します。この活動を一過性のものとしないよう、継続性を確保する仕組みの構築を期待します。

終わりに

受賞された団体もそうでない団体も含め、どの取組も大変素晴らしく、審査会では予定していた時間を越えて白熱した議論が行われました。ご応募いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。

皆さん本当にありがとうございました!