さがみっこ学び応援隊
相模原みのり塾は経済的な理由等から、塾に通えない子どもたちのために、無料で学習支援を行っています。
現状及び課題
家庭の経済格差が教育格差につながっている現実があり、学校での学習に加え、文化的な体験の機会についても、家庭の経済状態によって、その機会が得られない子どもたちがたくさんいます。
世の中にはどのような仕事があるのか、どのような人がいるのか、どのような未来が待っているのか。多感な時代に勉強以外にも多くの経験を得ることは、その子の人生に大きな糧となるはずです。
勉強の支援については「無料塾」の輪が広がりつつあるものの、勉強だけが教育ではありません。様々な体験をする機会が得られない子どもたちがいることは大きな課題だと考えています。
実現したい未来
子どもたちの学ぶ機会を尊重し、どんな環境にいても子どもたちが自由かつ平等に学びの機会を得られる社会、その実現のために大人たちが子どもたちをバックアップしてくれる社会、そして、相模原市の子どもを地域の力で育てる社会を実現したい。
そして、支援を受けた子どもが大人になり、支援企業や団体で活躍するなど、支援する側、される側双方にメリットがある体制を構築することで、助け合いが連鎖していく社会を実現したい。
課題解決に向けた活動内容
- 相模原市内の無料塾に通う子どもたちに、自身の将来に向けた目標、方向を考えてもらう機会=「社会体験」を提供する。
- 相模原市内の産業・伝統工芸体験(農業工業体験・工芸品の製作等)
- 相模原市内の企業を知る機会の提供(見学・体験・紹介)
- 相模原市内の企業の製品やサービスに触れる機会(工作・実験等)
- 子どもたちへの体験プログラムの企画&実施(社会見学・スポーツ観戦・体験学習等)
- その他、各企業が持つオリジナルプログラムへの参加
- 学習支援をやっている学生たち(ボランティア)への体験活動やセミナーの開催。
- 相模原市内の学習支援団体への支援(財政、人材、物品、情報)。
活動により得られる効果
- 社会体験の機会のなかった子どもたちが、さまざまな体験をすることにより、将来の選択肢の幅が広がる。
- 地元企業を子どもたちや学生に知ってもらうことで、地元のさまざまな魅力や具体的な将来像を考えてもらうきっかけを作ることができる。
- 財政、人材、物品、情報等のサポートにより、市内の学習支援活動の場や、質の向上につながる。
- 活動を広くPRすることで、企業等のイメージアップにつながる。
参加して欲しいパートナー
- 子どもたちや学生ボランティアに、様々な体験の場を提供いただける企業や団体
- 学習支援団体に財政、人材、物品等の支援をいただける企業や団体
- その他主旨に賛同いただき一緒に活動していただける企業や団体
参加するパートナーへの期待
子どもたちも一人の人間。家庭の環境や家族の状況によって判断せず、子どもたち個々のアイデンティティを大切にして、接してほしい。
メッセージ
さがみはらSDGsパートナーの皆さまとともに、次世代を担う子どもたちの成長に貢献したく、本プロジェクトを提案しました。多くの企業・団体の参加をお待ちしております。
このプロジェクトへ参加していただけるSDGsパートナーの方は、
- 企業、団体名
- 担当者氏名
- 担当者連絡先(電話・メールアドレス)
を相模原市みんなのSDGs推進課までご連絡ください。
募集期間:随時募集しています。
参加企業・団体
- 株式会社スポーツクラブ相模原
- アクセスエンジニアリング有限会社
- 株式会社リガルジョイント
- 株式会社GROSEBAL
- Earth Cross Over
- 木下動物病院
- Happy Vision
- 共生食品株式会社
- 有限会社サトウ草木
- 守道会舘
- 有限会社セ・ラ・セゾン
- 富士ホールディングス株式会社
- 一般財団法人北里環境科学センター
- SOMPOケア株式会社
- 一般社団法人相模原eスポーツ協会
- 特定非営利活動法人 メダカのお弁当
活動報告
キックオフミーティング開催
令和4年10月にキックオフミーティングを開催し、企業・団体様合わせて12者に参加いただきました。
日時:10月3日(月)午後2時~午後3時
場所:エコパークさがみはら
まず始めに、みのり塾代表の小布施様より、今回のプロジェクトを発足した経緯や想い、現状の課題等についてお話いただきました。
※小布施様のお話は以下より視聴可能です。
その後、参加企業・団体様それぞれの取り組み紹介と、活動に関する意見交換を行い終了となりました。今回のミーティングをもとに、プロジェクトに参加いただく企業・団体様から具体的な支援内容を提案いただき、実現に向けて活動を行います。
活動第1弾「SC相模原さんによる『夢授業』」
令和5年10月8日、さがみっこ学び応援隊活動第1弾として、SC相模原さんによる、みのり塾の生徒に向けた「夢授業」が実施されました。
「夢授業」とは、SC相模原さんが実施している、選手やスタッフの方自身の経験を通して「夢の大切さ」や「目標に向かって努力することの大切さ」を子供たちにお話しいただく活動です。
当日は、広報の宮城さんとアンバサダーの千明さんがみのり塾を訪問。
SC相模原さんから生徒への「将来なりたいものがあるか」という問いかけにより、生徒たちが憧れている職業や自分の好きなものについて考えるきっかけを作ります。
その後、一つの仕事においても、そこに関連する必要な人や仕事があることを伝えていただき、マンガ・アニメを例にして、どのような仕事がつながっているか、生徒自身が考えて書き出していきました。
将来の夢や仕事について、子どもたちが自分ごととして考える機会となり、貴重な経験となりました。
当日の様子の詳細は、下記みのり塾さんのページに掲載されています。
活動第2弾「一般財団法人北里環境科学センターさんへの訪問授業」
令和5年11月9日、さがみっこ学び応援隊活動第2弾として、一般財団法人北里環境科学センターさんを訪問しました。
北里環境科学センターさんは、公益活動として衛生に関する研究や講師派遣を行いながら、検査・試験機関として、水質や大気などの検査事業を実施しており、地域社会の健全な衛生環境と生活の保全に貢献しています。
当日は、南極地域観測隊の調理隊員として活動された綿貫淳子先生による講演を聴くことができました。南極での生活の中で、限られた資源を無駄せず、できる限り廃棄を少なくするための工夫についてのお話があり、フードロス問題など、自分達の生活を考え直すきっかけとなる講義でした。
講演後は、環境科学センターの皆様に案内いただき、センター内を見学。
さまざまな検査用の装置や機器を見せていただきました。
汚水を処理した後の水がしっかり綺麗な水になっているか、といった検査など、自分たちの生活にも関わる大切な仕事が行われている様子が確認できました。
生徒も興味を持って学んでいる様子で、世の中にこんな仕事があるんだ、ということを感じることができる経験でした。
当日の様子の詳細は、下記みのり塾さんのページに掲載されています。
活動第3弾「富士ホールディングス さんによる『創造学習』の授業」
令和6年3月3日、さがみっこ学び応援隊活動第3弾として、富士ホールディングスさんから、みのり塾の生徒に向けた「創造学習」が実施されました。
当日は、富士ホールディングスの社員であり、リオデジャナイロ・オリンピックにも出場されたレスリングの選手でもある、井上さんが授業を実施。
井上さんがレスリングを始めたきっかけや、オリンピック出場についてのお話、富士ホールディングスさんのSDGsの取り組みについてなど、様々なお話をしていただきました。
ストレッチや筋トレの方法もレクチャーしていただきました。
アスリートの方と直接お話ができ、とても貴重な体験となりました。
当日の様子の詳細は、下記みのり塾さんのページに掲載されています。
https://minorijyuku.hatenablog.com/entry/2024/03/10/231851
今後も、応援隊のみなさんと協力しながら、活動を実施していきます。
活動第4弾「相模原eスポーツ協会さんによる『創造学習』の授業」
令和6年7月7日、さがみっこ学び応援隊活動第4弾として、相模原eスポーツ協会さんによる、eスポーツに関する「創造学習」が実施されました。
代表の山口さんより、eスポーツの現状や発展していくゲーム環境とそのリスクについてお話をいただきました。
山口さんから、特にオンラインゲームでは、相手の気持ちを考えることが重要、というお話がありました。
自分が言われたらどう思うか、相手がどう感じるのか、ということを常に考えてボイスチャットなどを利用すること、世界ではそういう言葉を使ったら、高額な罰金があり二度とそのゲームの世界には入れない、というeスポーツの世界について教えていただきました。
授業のあとはお待ちかねのゲーム時間!
生徒 vs 先生 など多くの熱戦を生み、教室はとても盛り上がりました!
いつもと違う生徒たちの表情がとても印象的で、わくわくしている様子がうかがえました。
将来、eスポーツに関わる仕事に就く生徒が出てくるかもしれません!
当日の様子の詳細は、次のみのり塾さんのページに掲載されています。
ページはこちら
活動第5弾「Earth Cross Over(アースクロスオーバー)さんによる『創造学習』の授業」
令和6年10月6日、さがみっこ学び応援隊活動第5弾として、Earth Cross Over(アースクロスオーバー)さんから、みのり塾の生徒に向けた「創造学習」が実施されました。
今回は、3人の方に来ていただき、地球環境のこと、多様性のこと、そしてこれから受験を迎える3年生に向けた力強いメッセージを頂きました。
橋詰(makiniku)さん(右) Kanako Nezzzさん(中央) 夢島(YUMEBOOK)さん(左)
橋詰さんからは、川の美しさ、保全活動の大切さ、回収したゴミをどのようにリサイクルでなく、アップサイクルするか?という活動をお話しいただきました。
ゴミから生まれたSAKAI JEWEL。Kanako Nezzzさんのデザインでゴミがアクセサリーに生まれ変わりました。
続いてKanako Nezzzさんからは、大人や社会の枠の中で生きれる人もいれば、そうでない人もいる。自分らしさを持っていきていくことの大切さをお話しいただきました。
最後は、心理カウンセラーやChatGPTを使ったお仕事をされている夢島さん。伝えるべきことを我慢しないことの大切さをお話しいただきました。
おわりに、受験生に向けた身体を使ったメッセージ!
「上を向いて行こう!!下を向かない!やればできる!」
当日の詳細の様子は、次のみのり塾さんのページに掲載されています。
サイトはこちら
キックオフミーティング開催
令和4年10月にキックオフミーティングを開催し、企業・団体様合わせて12者に参加いただきました。
日時:10月3日(月)午後2時~午後3時
場所:エコパークさがみはら
まず始めに、みのり塾代表の小布施様より、今回のプロジェクトを発足した経緯や想い、現状の課題等についてお話いただきました。
※小布施様のお話は以下より視聴可能です。
その後、参加企業・団体様それぞれの取り組み紹介と、活動に関する意見交換を行い終了となりました。今回のミーティングをもとに、プロジェクトに参加いただく企業・団体様から具体的な支援内容を提案いただき、実現に向けて活動を行います。
活動第1弾「SC相模原さんによる『夢授業』」
令和5年10月8日、さがみっこ学び応援隊活動第1弾として、SC相模原さんによる、みのり塾の生徒に向けた「夢授業」が実施されました。
「夢授業」とは、SC相模原さんが実施している、選手やスタッフの方自身の経験を通して「夢の大切さ」や「目標に向かって努力することの大切さ」を子供たちにお話しいただく活動です。
当日は、広報の宮城さんとアンバサダーの千明さんがみのり塾を訪問。
SC相模原さんから生徒への「将来なりたいものがあるか」という問いかけにより、生徒たちが憧れている職業や自分の好きなものについて考えるきっかけを作ります。
その後、一つの仕事においても、そこに関連する必要な人や仕事があることを伝えていただき、マンガ・アニメを例にして、どのような仕事がつながっているか、生徒自身が考えて書き出していきました。
将来の夢や仕事について、子どもたちが自分ごととして考える機会となり、貴重な経験となりました。
当日の様子の詳細は、下記みのり塾さんのページに掲載されています。
SC相模原さんに『夢授業』をやってもらいました! – 相模原みのり塾 活動ブログ (hatenablog.com)
活動第2弾「一般財団法人北里環境科学センターさんへの訪問授業」
令和5年11月9日、さがみっこ学び応援隊活動第2弾として、一般財団法人北里環境科学センターさんを訪問しました。
北里環境科学センターさんは、公益活動として衛生に関する研究や講師派遣を行いながら、検査・試験機関として、水質や大気などの検査事業を実施しており、地域社会の健全な衛生環境と生活の保全に貢献しています。
当日は、南極地域観測隊の調理隊員として活動された綿貫淳子先生による講演を聴くことができました。南極での生活の中で、限られた資源を無駄せず、できる限り廃棄を少なくするための工夫についてのお話があり、フードロス問題など、自分達の生活を考え直すきっかけとなる講義でした。
講演後は、環境科学センターの皆様に案内いただき、センター内を見学。
さまざまな検査用の装置や機器を見せていただきました。
汚水を処理した後の水がしっかり綺麗な水になっているか、といった検査など、自分たちの生活にも関わる大切な仕事が行われている様子が確認できました。
生徒も興味を持って学んでいる様子で、世の中にこんな仕事があるんだ、ということを感じることができる経験でした。
当日の様子の詳細は、下記みのり塾さんのページに掲載されています。
https://minorijyuku.hatenablog.com/entry/2023/11/19/131322
今後も、応援隊のみなさんと協力しながら、活動を実施していきます。