子どもたちが健全に育つためには、子どもが安心して過ごせる「子どもの居場所」があることが大切です。
相模原市でも、「子どもの居場所」が増えるように、運営している人の支援に積極的に取り組んでいます。
皆さん、「子ども食堂」や「無料学習支援(無料塾)」といった取組をご存知でしょうか??
子どものころはそろばん塾に行ってましたが、10級で挫折しました。
算数が苦手な事はよく分かりました。
解説:子ども食堂とは
地域の人やNPOなどが中心となり、子どもがひとりでも来ることができて、無料又は安価(100~300円程度)で食事を提供する場所
では相模原市が行っている「子ども食堂」や「無料学習支援(無料塾)」について、担当課に話を聞いてきたので、紹介していくよ!
取材協力
こども・若者支援課 担当
井上 さん
マイSDGs
- コーヒー豆はなるべくフェアトレード品にしている(が高い…)
子ども食堂
子ども食堂は、相模原市内に33ヶ所あります!(2020年3月現在)
場所ごとに、『毎週土曜日10:00~12:00』や『毎月第2・4水曜日18:00〜19:30』など、決まった曜日や時間に「子ども食堂」は開いています。
子どもがひとりでも来ることができ、地域の色々な人やその他のお友達とみんなで一緒に楽しくご飯を食べることができます。
お腹空いたなー……
サラリーマンですけど子ども食堂に行っていいですか?
場所によっては大人も来ることができる所(みんなの食堂)もありますよ!
1回に70人以上来る場所もあり、様々な人の地域の交流の場になっています。
そして食材は、フードバンクや地域の方々、企業などから寄附をしてもらえることも。子ども食堂の活動はSDGsのゴール12「つくる責任 つかう責任」にも繋がっていると言えます。
子ども食堂を実施している地域も増えてきています。
自分の住んでいる地域の子ども食堂を確認してみましょう。
無料学習支援(無料塾)
無料学習支援(無料塾)は、相模原市内に25ヶ所あります!(2020年3月現在)
場所ごとに、『毎週 水曜日、日曜日 19:00~21:00』や『毎週土曜日10:00~12:00』など、決まった曜日や決まった時間に「無料学習支援(無料塾)」は開いています。
子どもたちは、無料で勉強を地域の人やNPOの職員などからなど教えてもらうことができます。
無料なら気軽に塾に通えるし、さらに「子どもの居場所」になりますね!!
そうですね。勉強を教えてもらうだけではなく、色々な人と話せる交流の場の役割にもなっています。
無料学習支援(無料塾)を実施している地域も増えてきています。
自分の住んでいる地域の無料学習支援(無料塾)を確認してみましょう。
さらに取組を広めるために
市では子ども食堂や無料学習支援(無料塾)の取組が広がっていくように、これから新たに取り組もうと考えている人のために、様々な支援を行っています!
例えば、新たに開設・運営するために必要な情報を記載した手引書
「みんなでつくろう!子どもの居場所」の作成もそのうちの1つです。
「子どもの居場所」をつくるための手引書まであるなんて凄いですね!
僕は家庭に居場所がないんですが、どうすればよいですか?
自分で考えてください。
また、子どもの居場所の開設や運営を相談できる常設窓口、「子どもの居場所総合相談窓口」の開設や、既に取り組んでいる方を講師に招いた情報交換会、「子どもの居場所づくりセミナー」の開催なども行っています。
市の支援があると、取組もどんどん広がっていきそうですね!
開設に興味のある方は、まずは窓口にお気軽にご相談ください。
終わりに
家庭や学校以外にも、子どもが安心して過ごせる「子どもの居場所」があることは、誰一人取り残さず子どもたちが健全に育ち、SDGsゴール4「質の高い教育をみんなに」に繋がると言えます。
今後もこういった取組が広がっていくと良いですね。
皆さん一人ひとりができることは、子どもの居場所の開設を実際に考えることだけでなく、
まずは、「子ども食堂」や「無料学習支援(無料塾)」に参加してみるというのも、良いかもしれません。
市からの支援も活用して、一人ひとりができることに取り組もう!