いきなりだけど、SDGsクイズ!
『ジェンダー』とはどういう意味でしょう??
これは分かりました!
順番にブロックを抜き取って、崩してしまった人が負けのあのゲームのことですね!
家族や友達が集まった時にやると盛り上がるよねー!ってそれはジェンガでしょ・・・!
ジェンダーは以下の解説のとおりだよ!
解説:ジェンダーとは
ジェンダーとは、世の中の男性と女性の社会的・文化的な役割の違いによって形成された性別のことです。
例えば、「男性は外でバリバリ働くべき」「料理は女性がやるもの」 こういった先入観からジェンダーの不平等が生まれます。
世界では、女性というだけで、望んだ仕事に就けなかったり、十分な教育を受けられなかったり、望まない結婚や妊娠を強要されたり、様々な差別を受けるケースがあります。
『ジェンダー平等』はSDGsのゴールの1つにもなっているよね!
女性も男性も社会的に平等であるための目標が、ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」になります。
『ジェンダー平等』に関する、課題や市の取り組みについて、話を聞いてきたので、紹介していくよ!
人権・男女共同参画課と
ソレイユさがみの皆さん
『ジェンダー平等』の日本の課題
日本では、どのようなジェンダーの不平等があるのでしょうか?
例えば、下の表「65歳以上の男女の公的年金額」を見てみて!
ここからどんなジェンダーの不平等が見えてくるかな?
男性のほうが、たくさん年金をもらっている人が多いようですね・・・
なぜでしょうか?
女性のほうが非正規雇用が多かったり、管理職が少なかったり、結婚や出産を機に退職しなければならない状況が多かったりするんだ。
それらの状況が賃金水準の低さに繋がり、年金額にまで影響しているということなんですね!
女性のほうが非正規雇用が多かったり、結婚や出産、子育てによって、退職しなければならない状況は、「働く場における女性の活躍」や「女性の経済的自立」といった視点で課題があると言えるね!
なるほど。
でも我が家では、すでに女性が大活躍です!
妻は仕事をしているのにもかかわらず、料理に洗濯に育児、全てやってます!
女性活躍の意味をはき違えているね・・・
世界的に、「女性の家事・育児負担が大きい」なか、特に日本は女性に負担が偏っている傾向が強いんだ
世界と比べてこんなに家事と育児の時間が男性側は少ないのですね・・
意識を改めます!
そのほか、日本の課題として、政策決定の場に女性が少ないということも挙げられます。
女性が政策決定の場に少ないということは、みんなの日々の生活に関わってくるような様々な政策に、女性の視点が反映されにくくなるということを意味するよ!
まとめると、「働く場における女性の活躍」「家事・育児負担の偏り」「政策決定の場に女性が少ない」といったことが、『ジェンダー平等』の主な日本の課題と言えます!
『ジェンダー平等』を実現するために
相模原市では、これらの課題を解決し『ジェンダー平等』を実現するため、様々な取組を行っています。
広報・啓発活動
相模原市では、「ジェンダー平等」の理念を広めるために、様々な広報・啓発活動を行っているんだ!
年に2回「ともに」という広報誌も発行しています。
この号は、SDGsも特集されてますね!
「家事シェアチェックリスト」も作っているよ!
さっそくチェックしてみます!
また、ショッピングモールや大学での学園祭など、地域での普及啓発活動も定期的に行っています。
すべての課題の根底には、「男性はこうあるべき、女性はこうあるべき」という考え方があるので、その意識を変えるためにも啓発活動に力を入れています!
審議会(市の政策を検討する会議)への男女割合の提言
「政策決定の場に女性が少ない」という課題に対しても、積極的に働きかけているよ!
相模原市には、市の政策を検討する様々な審議会がありますが、人権・男女共同参画課では、各審議会を所管する部署に対して、男女割合を均等に近づけるための助言等を行っています。
審議会の委員に女性が増えれば、さまざまな政策に女性の視点が反映されるね!
保育が必要な委員のために、各審議会に保育士を派遣する制度もあります!
あらゆる世代に開かれた施設『ソレイユさがみ』
相模原市には、「男女共同参画社会の実現」を基本理念に、あらゆる世代に開かれた施設『ソレイユさがみ』があるよ!
「男女共同参画社会の実現」を目指すための専門施設があるとは、驚きです!
『ソレイユさがみ』は平成12年に市に設置された施設で、平成16年からNPO法人 サーラが指定管理者として運営しています。
『ソレイユさがみ』では、様々な講座やセミナーの開催を通じて、女性の就業支援や男性向けの子育て支援などを行っています。
そのほか、女性相談員による女性のための相談室や、小中学校等への出前講座なども実施しています。
性別に関わりなく、誰もが自分らしく生きることができる社会の実現を目指します!
終わりに
すべての課題解決の第一歩は、「ジェンダー平等」の考え方について知り、理解することです。
SDGsをきっかけとして、「ジェンダー平等」について、もっと多くの人に知ってもらえればいいですね。
まずは、「ジェンダー平等」について知り、理解することから始めるのも良いかもしれません。できることから始めてみましょう!
『男性の子育て』と掛けまして、『私のニット帽』と説きます!
そのこころは?
どちらも、さんかく(参画・三角)がポイントです!
『ジェンダー』にとらわれないで、誰もがいきいきと輝く社会を実現しよう!