小学校内に小さな循環型社会モデルの「輪」をつくろう!

小学校内に小さな循環型社会モデルの「輪」をつくろう!
提案者: 田名小学校PTA

学校、家庭、地域社会をつなぐ重要な役割を担う立場として、バナナペーパーによる卒業証書の作成など、PTAが主体的にSDGsの普及啓発を推進しています。

関連するSDGsのゴール

担当者
150周年記念事業事務局   永保 貴章
メールアドレス

現状及び課題

①相模原市立田名小学校に設置されている池が老朽化し、改修が急務となっています。

この改修をきっかけに、ただ原状回復するのではなく、児童・PTA・地域が連携して、子どもたちが自らの手で維持できる、「生物多様性を再現する池」として整備する機運が高まっています。

②学校の中で展開される生きる力を育む様々な取り組みが地域にはあまり知られていません。

これまで学校内で完結していた栽培などの活動について、プロジェクトを通じて地域に広げ、落ち葉や食物残さを堆肥として活用し、収穫した作物を販売して、その収益の使い途を児童が決めるなど、食育を通した「循環型社会」を実現したいと考えています。

田名小学校に設置されている池

実現したい未来

日常の学校生活のなかで、児童自らが設計し、自らが維持していける循環型社会モデルに接することで、限りある資源の循環利用や生物多様性の維持、地域社会とのつながりなどを学ぶことができる仕組みをつくりたい。

課題解決に向けた活動内容

PTA、地域社会や行政との協働による、様々な「輪」を構築する。

課題①
【生き物の輪】
回収した池に、多様な生物を呼び込む仕組みづくり
【廃材の有効利用】
ごみ焼却後の資材(溶解スラグ)など、廃材の活用

課題②
【食べ物の輪】
コンポストを設置し、落ち葉や給食の調理くずなど堆肥化して、野菜を栽培する仕組みづくり
【経済の輪】
学校で栽培した作物をバザーなどで販売し、収益の「再投資先」を児童自ら決める経済の仕組みづくり
【助け合いの輪】
野菜を子ども食堂へ提供するなどの福祉活動を通じた、助け合いの輪を広げる仕組みづくり

この他、児童により実現可能でワクワクするアイデアがあれば積極的に取り組みたいと思います。

活動により得られる効果

  1. 子どもたちが小学校内でSDGsを実践、体感して学べる環境をつくることができる。
  2. 環境・生態系・食育・フードロス等への子どもたちの関心を高めることができる。
  3. 地域の企業と共に活動することで、子どもたちと地域のつながりが生まれる。
  4. 活動を広くPRすることで、企業等のイメージアップにつながる。

参加して欲しいパートナー

  • 循環型社会、生物多様性、エリア環境デザインの仕組み作りなどに知見がある企業・団体
  • 食品残渣の堆肥化、ビオトープ作り、野菜作りなどに知見がある企業・団体
  • その他主旨に賛同いただき一緒に活動していただける企業・団体

参加するパートナーへの期待

児童が「SDGsに貢献できている」「自分たちでもっと良くしたい」とワクワクするような小学校生活をサポート(モノだけではなく持続可能な仕組みづくりも含め)していただけると嬉しいです。

メッセージ

相模原市内のパートナーシップにより、21世紀型教育モデルの公立小学校を作りましょう!多くの企業・団体の参加をお待ちしております。

このプロジェクトへの参加について

このプロジェクトに参加いただける団体につきましては、
①団体名
②担当者名
③担当者連絡先(電話・メール)
④プロジェクトにおいて出来ること
を記載し、田名小学校PTA150周年記念事業事務局までご連絡ください。(ccにみんなのSDGs推進課を加えてください)
田名小学校PTA:tanapapa2020@gmail.com
みんなのSDGs推進課:sdgs@city.sagamihara.kanagawa.jp

募集期間:令和6年2月15日