「さがみはらSDGsアワード2021」
受賞団体が決定しました!

「さがみはらSDGsアワード2021」<br>受賞団体が決定しました!

さがみはらSDGsアラモード!なんだかとっても美味しそうですね!

そうそう、SDGsにクリームを乗っけて…、ってSDGsアワードだから。

ジャパンSDGsアワードなら聞いたことがありますが…。似たようなものですかね。

そうだね、それの相模原市版だね!相模原市内での企業、団体によるSDGs関連の優れた取組を募集して、受賞団体が決定したんだ!

受賞団体は次のとおり!

受賞団体

  • 相模原市長賞 
    田名小PTA 【~将来を担う子供たちのための「SDGs-PTA活動」の実践~】
  • 優秀賞
    NPO法人緑のダム北相模 【~森を守る、森を活かす、森と都市をつなぐ~】
  • 協働賞
    株式会社ファイブスター 【~多世代がごちゃまぜになる居場所づくり~】
  • 審査員特別賞
    内出中学校 【~地球に優しいエコバッグ大作戦~】
    合同会社HAYAMI 【~毎日のちょこっとエコな選択を~】

受賞団体はどうやって決めたのでしょうか?

受賞者決定までの経緯は次のとおりだよ!

受賞者決定の経過

  • 募集期間:令和3年7月1日~9月10日
  • 応募者数:32団体
  • 一次審査:実行委員会事務局による審査(12団体が通過)
  • 最終審査:審査委員会※による審査(10/6開催)
  • 受賞団体:5団体

※審査委員

  • 川廷 昌弘氏:株式会社 博報堂DYホールディングス CSR推進担当部長、相模原市SDGs推進アドバイザー、神奈川県顧問、環境省SDGsステークホルダーズ・ミーティング構成員 他
  • 高橋 巧一氏:株式会社 日本フードエコロジーセンター代表取締役、一般社団法人全国食品リサイクル連合会会長 他
  • 川久保 俊氏:法政大学デザイン工学部建築学科 教授、相模原市 環境審議会委員 他
  • 山岸 絵美理氏:大月市立大月短期大学経済科 准教授、相模原市 市民協働推進審議会委員
  • 水澤 弘子氏:さがみはら市民活動サポートセンター 総括責任者兼センター長、特定非営利活動法人さがみはら市民会議 理事 他

それでは各団体の取組を紹介していくよ!ページの最後には事例発表の動画もあるから、みなさん見てください!

相模原市長 【田名小PTA ~将来を担う子供たちのための「SDGs-PTA活動」の実践~】

取り組み概要
 バナナペーパーによる卒業証書の作成、田名小オリジナルのSDGsロゴマーク及び缶バッチの作成、配布、図書室へのSDGsコーナーの設置など、PTAが主体的にSDGsの普及啓発活動を実施している。

ポイント

  • 環境にも社会にも配慮されたバナナペーパーを使用することで、SDGsに貢献するとともに、子どもたちへの学びにもつなげている。
  • PTAが主体となって活動をすることで、子どもたちだけではなく、親への普及につなげている。

もしかしてバナナペーパーの卒業証書は食べれ…

ないです。

所在地
相模原市中央区田名3156-4
設立
2019年9月
代表
青木 治親 氏

優秀賞【緑のダム北相模~森を守る、森を活かす、森と都市をつなぐ~】

取り組み概要
  間伐や枝打ちにより荒廃する人工林の整備を行う森を守る事業、また、乾燥や簡易製材に加え間伐材を活用する森を活かす事業、都市部市民が参加する森と都市をつなぐ事業を展開している。

ポイント

  • ボランティア団体としては初の、国際森林認証であるFSC認証を取得していた経緯がある。
  • 中高生が参加するなど、若い力が活躍をしている。
  • GPSやドローン、センサーカメラなど、先端技術の活用を進めている。
  • 相模原市内の小学生を対象として森林体験教室を実施している。

今度「緑のダムカレー」を発売…

しないです。

審査委員長コメント

  • 森林ボランティア団体として、国際的な森林認証であるFSC認証取得していた実績は全国においても特筆すべきものです。この地域の特徴を生かした活動である点や、若い世代が活躍をしている点、活動の継続性や先端技術を取り入れている点なども相模原として誇るべき取り組みで、今後の活動の継続や更なる発展に期待します。

協働賞【株式会社ファイブスター~多世代がごちゃまぜになる居場所づくり~】

取り組み概要
 多世代が交流する居場所を作るとともに、高齢者を街を支える存在とするために、運営するデイサービスを中心に様々な仕掛けを展開している。

ポイント

  • デイサービスに、誰もが自由に本を借りる、寄附することができる「図書室」を設置し、あえて不便利にすることでコミュニケーションを生み出している。
  • 利用者と地域住民の連携による水道道の清掃と花壇づくりにより、高齢者が活躍できる場を創出している。
  • 認知症の高齢者と学生による生活空間の共有や畑づくりにより、お互いができないことを補うことから生まれる共生社会への意識醸成。

本だけじゃなくてお金も…

借りれません。

審査委員長コメント

  • 一企業が本業において、ユニークなアイデアで、誰一人取り残さない地域社会の実現に向けて取り組んでいる点は高く評価できます。また、様々な取組を、地域や若い世代を巻き込みながら進めている点は他団体のモデルとなるもので、協働賞にふさわしく、今後の新たな展開にも大きく期待します。

審査委員特別賞【内出中学校~地球に優しいエコバッグ大作戦~】

取り組み概要
 不要となった布製品を回収するとともに、相模原青年会議所と連携しクラウドファンディングで資金を調達し、繊維の状態に戻してからエコバックを作成する事業を展開している。

ポイント

  • 学校全体の取組となるよう、昇降口に回収ボックスを設置するとともに、校内放送や登下校時の声かけ等を積極的に行った。
  • クラウドファンディングという手法を取ることによって、想いがあれば中学生でも世の中の課題解決に向けて取り組むことができるということを発信した。

昇降口に設置している回収ボックス

クラウドファンディングで僕のお小遣いも…

集めません。

審査委員長コメント

  • 中学生が主体となり、学校全体で取り組んでいる点を高く評価します。今回の取組を通じて沢山の学びがあったと思いますが、この経験を活かし、みなさんが「持続可能な社会の創り手」となり羽ばたくことを期待します。

審査委員特別賞【合同会社HAYAMI~毎日のちょこっとエコな選択を~】

取り組み概要
完全生分解性の草ストローを輸入、販売することで、プラごみの削減や循環型社会の形成、環境問題に対する意識啓発につなげている。

ポイント

  • 相模原市在住の19歳の大学生が起業。
  • 無農薬、無添加、保存料不使用の環境にやさしいストローで、長時間の使用にも耐えられる作りとなっている。
  • ベトナムの農村で栽培された草を使用しており、フェアトレードにより雇用の創出にもつなげている。
  • 使用店舗をSNSで発信しPRすることにより魅力を高め、継続して使用いただく取組をしている。

無農薬、無添加、保存料不使用ということは食べれ…

るかもね。

審査委員長コメント

  • 完全生分解性の草ストローという特色ある製品で循環型社会のモデル構築を目指す取組はもちろん、大学生が起業しビジネスとして軌道に乗せている点も高く評価します。今後、若い世代をけん引する存在となることを期待します。

取組事例発表会動画

令和4年2月9日に、受賞者の田名賞PTA、緑のダム北相模、ファイブスター、HAYAMIさんが事例発表を行ってくれました!発表の様子を動画で公開しますので、是非ご覧ください。

終わりに

今回は5団体を表彰させていただきましたが、応募いただいたどの団体の取組も大変素晴らしかったです!

たくさんのご応募ありがとうございました!

各団体の取組をヒントに、みんなでできることを考えてSDGsの達成を目指して いこう!