食とエネルギーを生み出すソーラーシェアリングでSDGsに貢献!
【 (株)ジャスパー 】

今回、お話をお伺いしたのは、「ソーラーシェアリングの力で農業を変え、そして日本を変える」をコンセプトに事業を展開している株式会社ジャスパー代表取締役の櫻井さん。

いきなりだけどSDGsクイズ!
ソーラーシェアリングとはなんでしょう?

世界をほろぼす指輪をめぐる冒険の話ですね!

そうそう!世界中で大ヒットしたよね!ってそれはロード・オブ・ザ・リングだから。

『リング』しか合ってないよね!ソーラーシェアリングとは以下のとおりだよ!

解説::ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)とは

ソーラーシェアリングとは、農地に太陽光パネルを設置し、太陽光を農業生産と発電の両方で共有する取組をいいます。
農業を続けながら、農地を有効活用することによって、発電収入も得ることができるので、農業経営をサポートするメリットがあります。
農林水産省HPより

農業しながら太陽光発電。食とエネルギーを同時に生み出すなんて、ソーラーシェアリングはSDGsの色んなゴールにつながりますね!

そのとおり!

それでは詳しく話を聞いていくよ!

株式会社ジャスパー
櫻井 秀雄さん

プロフィール

相模原市緑区(旧藤野町)出身。

幼少期から多くの自然に触れ、いつか環境に関わる仕事をしたいと考えていたが、高校卒業後は、ケーブルテレビ会社に就職。

2011年の東日本大震災をきっかけに、再び環境に関わる仕事をしたいという気持ちが再燃し、(株)ジャスパーを起業。ソーラーシェアリングや蓄電池の普及事業を展開する。

ソーラーシェアリングの力で農業を変える!

――ソーラーシェアリング事業をはじめ、環境保全につながる様々な取り組みをしていますが、もともと自然や環境に興味を持っていたのでしょうか?

櫻:そうですね。相模原市の旧藤野町出身ということもあり、豊かな自然が身近にあったので、いつか環境に関する仕事をしたいと考えていました。

――そうなんですね。高校卒業後は会社員をしていたとのことですが、現在の事業を立ち上げたのには、何かきっかけがあったのでしょうか。

櫻:東日本大震災での原発事故がきっかけですね。安全でクリーンなエネルギーをもっと普及させる必要があると強く思いました。

――なるほど。それでソーラーシェアリング事業を立ち上げたのですね。

櫻:そうですね。基本的には施工がメインで、各地でパネル設置を行っているのですが、地元相模原にソーラーシェアリングを導入した際には場所探しから関わりました。

――相模原市にもあるんですね!

櫻:はい!緑区青野原に「さがみこファーム」というソーラーシェアリングを導入した農園があります。

――基本的なことなのですが、ソーラーパネルがあると日当たりが悪くなると思うんですが、作物は育つのですか?

櫻:そんなに日当たりが良くなくても育つ作物を選ぶことがポイントですね。さがみこファームではブルーベリーを育てています。
収穫の時には日陰になるので、涼しいというメリットがあります!

――なるほど。農作物も生産できるし、売電もできるとなると、ソーラーシェアリングにはかなりのメリットがありますね。これから普及が進むのでは。

櫻:そうですね。ただ単にソーラーパネルを設置するのに比べれば税制面でのメリットもありますし。
ただ、農業を続けなくてはならないという制約があるので、高齢化が進んでいる農家にとっては安易に導入はできないという課題があります。

――なるほど。確かに農業の担い手不足は深刻ですからね。解決策はあるのでしょうか?

櫻:都市部に住んでいる人で「農業をやってみたい!」という方を、週末農業のような形で呼び込むなどの方法もあると考えています。

――なるほど。上手くマッチングできれば可能性が広がりますね。

ソーラーシェアリングがもっと普及すればいいね!

蓄電池で家庭でも再生可能エネルギー!を!

櫻:そのほか、ソーラーパネルを設置している家庭への蓄電池の普及事業を展開しています。

――蓄電池を各家庭が導入すると、環境に対してどのような良い影響があるのでしょうか?

櫻:太陽光パネルだけでは作った電気を家庭に貯めておく事が出来ません。

そこで、蓄電池を導入することで、電気を貯めておくことができ、例えば夜間でも家庭で再生可能エネルギーを使用できるようになります。

――太陽光パネルで作られた電気を、各家庭で使用できるということは、環境にとても良いですね。

櫻:それだけでなく、停電時なども貯めておいた電気を使用することができるので、災害等で停電になったときも安心ですね。

――なるほど。環境に良いだけではないんですね。
蓄電池の普及状況はどうなのでしょうか。

櫻:ここ数年は特に、蓄電池を導入する方が増えています。

――そうなんですね。何か理由があるのでしょうか。

櫻:電力の固定価格買取制度(FIT)が太陽光パネル等を導入して10年で終わってしまいます。その後は蓄電池を導入したほうが経済的なメリットが見込めることや、自治体が助成金を出していること、環境や防災への意識の高まりなどが理由であると思います。

――環境や防災意識が高まっていることは、いいことですね!

櫻:はい。私としては、地元相模原市に、もっと蓄電池を普及したい思っています!

相模原市でも蓄電池を導入する際の奨励金制度があり、毎年、抽選になるほどの人気だよ!

SDGsを合言葉にみんなで連携!

――SDGsを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

櫻:SDGsバッジです。はじめは「このロゴはなんだろう?」という感じだったのですが、調べていくうちに、自分の取り組みをまさに表しているものだと感じました。

――なるほど。相模原市で始まったSDGsパートナー制度にもすぐ応募してくださいましたね。

櫻:はい。制度を知り、自分たちの取り組みをもっと広めることや、新たな連携の可能性を感じてすぐに応募いたしました。

――登録にあたって、何か伝えたいメッセージはありますでしょうか。

櫻:様々な企業や団体が連携することにより、可能性は無限に広がると考えています。

私たち(株)ジャスパーも、様々な企業や団体と連携していけたらと考えていますので、みんなでSDGsに取り組んでいきましょう!

――最後に櫻井さんの夢を教えてください。

櫻:太陽光発電で電気をつくり、農業や養鶏などで食事を用意し、あらゆるものを自給自足する生活を送ることです!

自分の子供や孫により良い世界を残すために実現したいと考えてます!

――素晴らしい夢ですね!
それが実現した際には、また取材させてください!(笑)

SDGsを合言葉にみんなで連携して、次世代により良い世界を残そう!

終わりに

東日本大震災をきっかけとして、エネルギー問題を考え会社を起業する話など、櫻井さんの行動力や信念が伝わり、とても印象に残りました。

そして、将来の夢「すべてを自給自足する生活」には、とても驚かされました!

私たちも、まずは小さなことからでも、生活にエコなものを取り入れることから始めてみましょう!

『電力』と掛けまして『大変なバイト』と解きます!

そのこころは?

どちらもジキュウが(自給・時給)が良いでしょう!

ソーラーシェアリングや蓄電池を導入して、家計に優しい、そして地球に優しい生活にシフトしよう!